28日と29日の両日、ラオスの首都ビエンチャンで、ASEAN =東南アジア諸国連合とロシアの第14回SOM=高級実務者会合が開かれました。会合で、双方は多た分野において実施されてきたこれまでの協力計画の成果を確認しました。ロシアはアジア太平洋地域におけるASEANの中核的な役割を高く評価しました。一方、ASEANの代表は共同体づくり、及び、地域と世界におけるASEANの地位向上のため、ロシアが支援を強化するよう希望を表明しました。
会合に参加したベトナムのグェン・コク・ズン外務次官は「ベトナムは友好と地域の平和、安全保障、繁栄の促進という需要の基に構築されたASEANとロシアとの関係を重視している。」と述べると共に「ロシアはアジア太平洋地域における大国としての役割を活かして、今後も、ASEANの発展を引き続き支援することを望んでいる」と強調しました。