(VOVWORLD) - フィリピン当局は26日、北部ルソン島を横断した台風20号の影響で、これまでに81人の死亡が確認されたと発表しました。
2024年10月24日、台風20号による洪水で、フィリピンのカマリネス・スル州から住民を避難させる救助隊(写真:THX/TTXVN) |
台風20号は24日、フィリピン北部ルソン島を横断し、広い範囲で地滑りや洪水などの被害を出しました。
地元メディアによりますと、一部の地域では2日間で平年の2か月分に相当する雨が降ったということです。
被害についてフィリピン当局は26日、これまでに81人が死亡し、34人が行方不明になっていると発表しました。
およそ106万世帯の447万人が深刻な被害を受け、26日朝の時点で31万人あまりが避難所に身を寄せているということです。
マルコス大統領は被災した地域で十分な支援物資を確保するよう、関係省庁に指示しています。(日本テレビ)