フック首相の独・オランダ歴訪、多分野で具体的成果を収める
(VOVWORLD) -既にお伝えしましたように、5日から11日にかけて、グェン・スアン・フック首相は、ドイツを公式訪問し、G20=主要20カ国・地域首脳会議に参加したほか、オランダ公式訪問を行いました。
ソン外務次官 |
これらの訪問について、ブイ・タイン・ソン外務次官は新聞記者の取材に対し、「フック氏がベトナム首相に就任以来、初の西欧歴訪は成功裏に終了した。この訪問は、ベトナム・ドイツ戦略的なパートナーシップを強化しており、ベトナム・オランダ関係の全面的な発展に寄与する。」と明らかにしました。また、ソン次官は「ドイツとオランダの各地方の代表は、ベトナムと協力したいという希望を表明した」と強調し、次のように語っています。
(テープ)
「ドイツは欧州におけるベトナムの大きな相手国であり、多くのメリットと潜在力に恵まれている国です。ドイツ政府と各州は科学技術や機器に関する大きな潜在力を持っています。そこで、フック首相が、ベトナムへの科学技術と管理の経験交換を提案すると各州の代表は自国の大手企業にベトナムへの投資を奨励してゆくと公約しました。その公約の証として、多くの企業がベトナムの各企業と協力合意書を締結しました。一方、オランダ公式訪問の際に、フック首相は、気候変動対応と海面上昇対策に向けたオランダの平野部を視察しました。気候変動対応と海面上昇対策に関する研究協力プロジェクト、及び堤防建設プロジェクトは、ベトナムの気候変動対応に向けた具体的な協力となります。」