17日、政府本部で、グエン・スアン・フック首相はベトナムを訪問中の香港に拠点を置くイギリス系の大手総合商社ジャーディン・マセソン商会のヘンリー・ケズウィック会長と会見しました。席上、フック首相は同商会に対し、ベトナムでの生産経営活動を拡大し、両国関係の強化に貢献するよう希望を表明しました。
フック首相はベトナムを訪問中の香港に拠点を置くイギリス系の
大手総合商社ジャーディン・マセソン商会のヘンリー・ケズウィック会長と会見
(写真:TTXVN)
フック首相はベトナム政府は外国企業の投資経営に有利な条件を作り出すため、様々な措置を取っていると明らかにするとともに、ジャーディン・マセソン商会が世界各国で多様な投資経営活動を行なっていることを高く評価した上で、ベトナムにおける同商会の投資、生産、経営事業に有利な条件を作り出し続けると確約しました。
一方、ケズウィック氏はベトナムでの長期的な投資を計画していると明らかにするとともに、ベトナム政府、及び関係各機関の支援を受けたい意向を示しました。
他方、同日午後、フック首相は世界有数の一般消費財メーカー・ユニリーバのポール・ポルマン最高経営責任者と会見しました。会見で、フック首相はハイテクや農業を中心とするユニリーバとベトナム企業との投資協力プロジェクトが農民の生活水準の改善や農村部の変貌につながったことを高く評価しました。また、フック首相は今後、ユニリーバはベトナムでさらなる成功を収めるよう希望を表明しました。
一方、ポルマン氏はベトナムは同社の重要な市場の一つである。ユニリーバは1995年からベトナムに進出して、生産経営だけでなく、人づくりにも力を入れていると強調しました。