5日、政府本部で、グェン・スアン・フック首相はベトナムを訪問中のタイ国軍のスラポン・アッズ司令官率いる代表団と会見を行いました。

会見で、フック首相は「タイ国軍のこの訪問は両国間の友好関係の強化に寄与している」と述べると共に「ベトナムとタイを始め、ASEAN加盟諸国との関係発展をベトナムの外交政策における優先課題である」と強調しました。

また、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海問題を含め、地域に関連するタイの終始一貫した立場を高く評価した上で、「今後も、ベトナムを含め、ASEAN加盟諸国と協力して、ASEAN共同体の目標の遂行のため、自らの役割を活かすよう」希望を表明しました。

フック首相は「今後も、タイが安定的に発展し続けること、及び、ベトナムとの戦略的パートナー関係の強化に全力を尽くすことを望んでいる」と述べました。