(VOVWORLD) -6日夜、ドイツを訪問中のグェン・スアン・フック首相は、首都ベルリンを発ち、ハンブルクに到着しました。ここで、フック首相はメルケル首相と会談を行いました。
フック首相(左)=Thống Nhất-TTXVN |
席上、フック首相は「この数年間に、政治、外交、貿易投資、教育養成、科学技術などの多くの分野で、ドイツは、欧州でのベトナムの重要な相手国である。ベトナムは、ドイツとの関係を特別に重視している」と強調しました。また、フック首相は、メルケル首相に対しドイツの中小企業のベトナムへの進出を奨励してゆくよう要請しました。一方、メルケル首相はベトナムとEU=欧州連合との関係発展、及びベトナムとEUとの自由貿易協定の早期締結を支持することを公約しました。
なお、共に関心を持っている地域と国際問題について、両指導者は国際法に従ってあらゆる紛争を平和措置で解決することで一致しました。ドイツ側はベトナム東部海域における航行の自由、法の支配、特に1982年国連海洋法条約に従ってベトナム東部海域を巡るあらゆる紛争を平和措置で解決するというベトナムの立場を支持しているということです。