(VOVWORLD) - これは、新型コロナウイルス収束後の両国間の国防協力強化策などを討議するためのものですが、席上、両氏は、両国軍隊の疫病予防対策の状況や、世界情勢などについても話し合いました。
会談の様子=qdnd.vn |
10日、ベトナムのグエン・チ・ビン国防次官は日本防衛省の 西田・安範(にしだ・やすのり)審議官と電話会談を行いました。これは、新型コロナウイルス収束後の両国間の国防協力強化策などを討議するためのものですが、席上、両氏は、両国軍隊の疫病予防対策の状況や、世界情勢などについても話し合いました。
西田防衛審議官はベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)問題に触れ、「日本は、この海域の情勢を複雑化させるあらゆる一方的な行動にも断固として反対する」と再確認しました。
これに対し、ビン次官は、あらゆる領海紛争も1982年国連海洋法条約を含め国際法に従って平和的措置で解決すべきというベトナムの終始一貫した立場を再確認しました。