(VOVWORLD) -UAEアラブ首長国連邦公式訪問に際し、現地時間の28日午後、ドバイで、ファム・ミン・チン首相は、UAEのムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領、首相と会談を行ないました。
会談で、両首脳は、両首脳は今後の5つの協力の柱に焦点を当てることで一致しました。その中には、各レベルの代表団の相互訪問の強化や政治的信頼醸成の強化、包括的パートナーシップの効率化を目指す共同作業部会の設立、CEPA=ベトナム・UAE包括的経済連携協定の効果的展開、両国の企業への好ましい条件の提示などが含まれています。
また、双方はデジタルトランスフォーメーションやグリーン転換、イノベーションの分野での協力をさらに強化するほか、両国に対し、各レベル代表団の相互訪問や、草の根交流の強化に向けて具体的な活動を推進させていくとしています。
会談後、両氏は、CEPA=ベトナム・UAE包括的経済連携協定の調印式に立ち会いました。これは、ベトナムが中東・アフリカ地域のアラブ国と締結する最初の自由貿易協定となり、多分野におけるベトナムとUAEの戦略的協力の新たな発展段階と展望を開くことになります。
これを機に、双方は投資やイノベーション、金融センター、政府の近代化と発展経験の共有、大学教育・科学研究の協力などに関する6つの覚書に調印すると発表しました。