23日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、同国駐在ベトナム大使館はベトナム・アルゼンチン貿易協力に関する座談会を行いました。
これは、ベトナム市場に関する南米諸国企業の理解の深化や、双方間の経済・貿易・投資協力の潜在力の紹介などを目指すものです。
その冒頭で、ベトナムのグエン・ディン・タオアルゼンチン大使は、政治、外交、経済、貿易、投資、農業、医療、科学技術などの分野での両国間の協力関係の発展を強調した上で、「この座談会を通じて、アルゼンチン企業がベトナムの貿易活動に関する情報を集め、ベトナムとの取引関係の強化に寄与するよう」希望を表明しました。
一方、アルゼンチン側は、「アルゼンチンの輸出発展戦略において、ベトナムは優先対象であり、また、アルゼンチンの第3の輸出先である」と明らかにしました。
この機に、アルゼンチンの代表は、先ごろハノイで行われた経済・貿易・科学技術協力に関する両国の政府合同委員会第5回会議、及び、昨年12月にブエノスアイレスで行われた第7回政治協議の結果を紹介しました。