ベトナム、中国にいわゆる西沙郡と南沙郡設置の廃止を要求
(VOVWORLD) - ベトナムは、何度も、チュオンサとホアンサ両群島に対する領有権を示す法的・歴史的証拠を十分に持っていることを強調してきました。ベトナムの一貫した立場は、いわゆる「三沙市」の設立と関連行為に強く反対することです。
4月18日に、中国政府が、いわゆる『三沙市』にいわゆる『西沙郡』(つまりベトナムのホアンサ群島)、及び、いわゆる『南沙郡』(つまりベトナムのチュオンサ群島)を設置すると発表したことに対し、4月19日、ベトナム外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は次のように語りました。
「ベトナムは、何度も、チュオンサとホアンサ両群島に対する領有権を示す法的・歴史的証拠を十分に持っていることを強調してきました。ベトナムの一貫した立場は、いわゆる「三沙市」の設立と関連行為に強く反対することです。というのは、これらの行為はベトナムの主権に深刻に侵犯し、価値がなく、認められないものであり、各国間の友好関係に利益を持たらず、ベトナム東部海域をはじめ、地域と世界の状況を複雑化させてきたからです。ベトナムは中国に対し、ベトナムの主権を尊重し、これらの誤った行動を中止し、今後も、同様の行動を繰り返さないよう求めます。」