ベトナム、国連人権理事会で積極的な役割を果たす

(VOVWORLD) -ベトナムは今回の会議で、複数の新たな取り組みを主導し、また多くのイニシアチブに共同支援者として参加するなど、積極的な姿勢を示しました。
ベトナム、国連人権理事会で積極的な役割を果たす - ảnh 1Văn Tuấn/TTXVN撮影

11日、スイス・ジュネーブの国連事務所で第57回国連人権理事会が閉幕しました。これにより、2024年の3つの定例会議と関連活動が終了しました。ベトナムは今回の会議で、複数の新たな取り組みを主導し、また多くのイニシアチブに共同支援者として参加するなど、積極的な姿勢を示しました。

今回の会議では、ベトナムの人権状況に関する第4次UPR「普遍的定期的審査」の結果が承認されました。また、第57回国連人権理事会を機に、「人権教育の教育システムへの統合」をテーマとした国際円卓会議が開かれ、ベトナムのド・フン・ヴィエト外務次官が開会の辞を述べました。この会議はベトナムを含む4カ国の共同主催で実現しました。

さらにベトナムは、ワクチン接種の権利促進に関する共同声明を主導しました。現在、世界の53カ国がこの声明を支持しています。

会議中、「開発の権利」に関する国連の特別報告者スーリヤ・デバ氏が、昨年11月のベトナム訪問を含む過去1年間の活動報告を行いました。デバ氏は、ベトナム政府の経済発展、雇用創出、社会保障拡大への取り組みを高く評価しました。

ベトナム代表団は会議を通じて、様々な会合や討論に積極的に参加しました。全国民の人権促進と保護に関する方針を明確に示すとともに、社会的弱者の権利保護のための具体的施策を共有しました。また、政治的な対立を乗り越え、対話と協力を通じて信頼関係を構築することの重要性を強調しました。

今回の会議におけるベトナムの活躍は、2023年から2025年の任期で人権理事会メンバーを務めるベトナムの2年目の取り組みとして、その努力と責任感を明確に示すものとなりました。

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