(VOVWORLD) - ベトナムの外交政策は常にアジア・太平洋地域を優先させています。この地域の将来はベトナムの将来なのです。
会議の参加者と対話を行っているミン副首相兼外相 |
15日午前、ハノイで開催中のAPECアジア太平洋経済協力会議のSOM2=第2回高級実務者会合と関連会合の枠内で、PECC=太平洋経済協力会議の第24回全体会議が開幕しました。開幕式で演説にたったベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は、「APECの将来はベトナムの将来である」と述べ、次のように語りました。
(テープ)
「アジア太平洋地域の中心にあるベトナムは、ドイモイ刷新事業を推進させると共に、国際社会への参入と全方位外交政策を加速させています。ベトナムの外交政策は常にアジア・太平洋地域を優先させています。この地域の将来はベトナムの将来なのです。本日の会議で出される意見や提案は、2020年まで、そしてより遠い先のAPECの結合に重要な役割を果たすと思います。」
会議で、今後のアジア・太平洋地域の発展方向や、APECの着実で包括的な成長を目指す対策などが集中的に協議されます。
一方、太平洋経済協力に関するベトナム国家委員会のヴォ・チ・タイン委員長は、ダイナミックに発展しているベトナムはAPECの結合・連携に積極的に貢献しているのに対し、APECはベトナムの発展に弾みをつけていると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「国際社会への参入を進めているベトナムは地域の貿易・投資・経済結合に貢献していますが、APECは、都市化、人口問題、第4次産業革命、気候変動など、ベトナムが直面している問題の解決を助けています。それらは、ベトナムの発展に直接関連しているのです。」