ベトナム戦争後遺症克服を目指す第3回年次対話

(VOVWORLD) -11日と12日の両日、ワシントン市で、アメリカ平和研究所は「ベトナム、ラオス、カンボジアにおける戦争と平和の遺産」をテーマにした第3回年次対話を対面式とオンライン形式で行いました。
ベトナム戦争後遺症克服を目指す第3回年次対話 - ảnh 1アメリカ駐在ベトナムのグエン・コク・ズン大使(写真:TTXVN)

対話にはアメリカ平和研究所の指導者、国会、国務省、国防省、アメリカ国際開発庁、アメリカ・ASEANビジネス評議会、非政府組織、ベトナム、ラオス、カンボジアの外交団の代表合わせて150人が参加しました。

対話では、ベトナムとアメリカとの包括的な戦略的パートナーシップ確立の1年間の評価と、ベトナムとアメリカとの和解に関するアメリカ平和研究所の報告書の発表という2つの主要な議題を集中的に取り上げられました。さらに、対話の枠組みの中で、ベトナム、ラオス、カンボジアの3か国とアメリカとの協力、ベトナム戦争中における死者や行方不明者の計数イニシアチブ、ベトナム、ラオス、カンボジアにおける障害者と生存者への支援、戦争証跡博物館での戦争遺産の展示、地雷除去と環境修復の展開などの議題についても議論が行われました。

対話で、上院外交委員会の委員である民主党のクリス・ヴァン・ホーレン上院議員は、同委員会がベトナム、ラオス、カンボジアの地雷・不発弾の除去を支援するため7300万ドルを提供する法案を可決したと述べました。同氏は、アメリカ議会の同僚らと協力して、地雷・不発弾の除去、枯葉剤被害者や障害児の支援、戦争中に行方不明になった双方の兵士の捜索など、ベトナム戦争後遺症を克服するためのプログラムを支援する決意を表明しました。

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