ベトナム東部海域に関する第15回国際シンポジウム

シンポジウムで、参加者らはベトナム東部海域の安全保障環境を確保するための協力強化の重要性を強調し、ＡＳＥＡＮ東南アジア諸国連合の海上警察フォーラムの設置を提案しました。また、エネルギーと海洋資源の開発、生産、利用におけるグリーンで持続可能な変革は不可逆的な傾向であるとし、関係各国は海洋生態系の開発と保全のバランスを取り、重要なインフラの保護、建設、維持に関する協力の枠組みをつくる必要があることで一致しました。

シンポジウムにオンライン形式で出席した（EEAS）欧州対外活動庁アジア太平洋局局長代理のパオラ・パンパローニ氏は、EUは多国間主義を重視していることを確認し、EUにはベトナム東部海域に面する沿岸諸国の繁栄および海洋空間の安全保障と密接に関係する重要な戦略的・経済的利益があると強調しました。したがって、EUは、ルールに基づく秩序を損なうあらゆる行動に強く反対するとしています。