Grigory Trofimchuk 専門家（写真： TTXVN）

先頃、ベトナム東部海域（南シナ海）ホアンサ諸島（英語名パラセル）諸島の海域で中国海警局の船がベトナムの漁船を沈没させたという情報を受け、この海域に関する問題を研究しているロシアの専門家は中国の船のこの行為に抗議すると共に、国際社会はベトナムを支持することを明らかにしました。

ロシアのアジア欧州研究基金のGrigory Trofimchuk 専門家は「中国は自制をして、同様な行動を回避し、平和的措置で問題点を解決する必要がある」と明らかにしました。また、新型コロナウイルス感染症の拡大を含め、世界で不安がエスカレートしている中で発生したこの事件はベトナム東部海域問題を深刻化させるものとなると強調しました。

一方、同専門家は研究者らはこのような行為に関心を寄せると共に、ベトナム東部海域問題に関するセミナーとフォーラムで取り上げられる必要があると述べました。また、あらゆる状況においても、国際社会はベトナムを支持することを望んでいると明らかにしました。