(VOVWORLD) - 会見で、ベトナム駐在日本大使館の代表は、「荒木宗太郎と王女ゴック・ホア姫の物語はベトナム・日本の人々の交流の証である」と述べました。
27日夜、中部港湾都市ダナンで、ベトナム国立交響楽団、および、ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会からなる「アニオー姫」実行委員会は、2023年のベトナム・日本外交関係樹立50周年を記念する新作オペラ「アニオー姫」に関する情報を公表する記者会見を行いました。これによりますと、同作品は2023年9月にハノイオペラハウスで世界初演を行う予定です。
オペラ「アニオー姫」は、約400年前の朱印船貿易の時代に活躍した長崎の商人、荒木宗太郎と、グエン朝の王女ゴック・ホア姫の物語を元にしたオリジナル作品です。
会見で、ベトナム駐在日本大使館の代表は、「荒木宗太郎と王女ゴック・ホア姫の物語はベトナム・日本の人々の交流の証である」と述べるとともに、「これは両国関係の発展の基盤になった」と強調しました。また、両国外交関係樹立50周年を機に、両国関係を新しい発展段階に押し上げる意向があると表明しました。
オペラ「アニオー姫」の制作スタッフ・キャストには、本名徹次ベトナム国立交響楽団音楽監督兼首席指揮者、作曲家のチャン・マイン・フン氏、本オペラの演出・戯曲・日本語作詞に携わる大山大輔氏、制作アドバイザーのチャン・リ・リー文化スポーツ観光省演奏芸術局長、アニオー姫役をダオ・トー・ロアンさんとブイ・ティ・チャンさん、荒木宗太郎役を小堀勇介さんと山本耕平さん等が含まれる