「ホアンサ、チュオンサ両群島:歴史的な事実」シンポ
20日、中部ダナン市で、「ホアンサ、チュオンサ両群島:歴史的な事実」に関するシンポジウムが開かれました。これには国内外の大学の著名な研究者、学者、専門家、合わせて100人あまりが参加しました。
2日間の日程で開かれるこのシンポジウムでは、ベトナム東部海域におけるホアンサ、チュオンサ両群島の役割、アジア太平洋地域の平和と安全保障に対する両群島の領有権紛争の影響、国際法の角度から見た両群島に対するベトナムの領有権の確立と執行、ホアンサ、チュオンサ両群島の領有権紛争への解決策、及び、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に掘削設備を不法に設置した事などが討議されています。
ファム・バン・ドン大学のファム・ダン・フォク校長は次のように語りました。
(テープ)
「2013年に、クアンガイ省のファム・バン・ドン大学はホアンサ、チュオンサ両群島に対するベトナムの領有権に関するシンポジウムを開催し、各国の学者に良い印象を与えました。今回、各国の学者の要求に応えて、このシンポジウムを引き続き行い、この両群島に対するベトナムの領有権の歴史的にも法的にも根拠を明確にしたいのです。現時点において、このシンポジウムは国内外の学者や新聞の関心を集めるものと思います。」
なお、この機に、21日から、ダナン博物館で「ベトナムから切り離せない領土・ホアンサ、チュオンサ両群島」をテーマにした写真展が開かれます。