9日、政府本部で、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は、7日から9日にハノイで開催されていた「物流・貿易の円滑化推進と持続可能な開発のための2030アジェンダの遂行」を討議する国連のアジア・欧州高級実務者会議に出席するためベトナムを訪問中のネパールのRG・タカリ通商供給大臣と会見しました。

席上、ミン副首相は、「両国が、潜在力がある分野で協力を強化すると共に、外交・公用旅券所持者を対象とするビザ免除協定、及び、経済や、投資、貿易、文化、観光、航空などに関する協力協定を早期に締結するために交渉を加速させるよう」訴えました。また、ネパール側に対し、同国に進出しようとするベトナム企業とベトナムの輸出活動に便宜を図るよう提案しました。

一方、タカリ大臣は「ネパールはベトナムとの関係を重視し、その関係を強化していきたい意向がある」とした上で、「今後、両国は訪問団の交換や、国民交流、経験交換、協力チャンスの活用を強化していく必要がある」と訴えました。