(写真:TTXVN)
22日午前、北部バクニン省バクニン市で、資源環境省はバクニン省人民委員会と協力して、「世界水の日」2017を記念する集会を行ないました。
「廃水」をテーマとした今年の「世界水の日」は廃水の削減と廃水のリサイクルに対する社会の認識を高め、2030年をめどに、全ての人々が水道水を利用するという国連の持続可能な開発目標の実現を目指すものです。
集会で、資源環境省のチャン・ホン・ハ( Tran Hong Ha) 大臣は次のように語りました。
(テープ)
「世界水の日」にあたり、各部門、機関、地方、及び、人民各層に対し、廃水を資源にするため、廃水のリサイクルを呼びかけます。これを実現するため、水資源の汚染を最大限に削減すると共に、水資源事故を早期に警報し、水資源を効果的に利用しなければなりません。」
これより前の21日、バクニン市で、資源環境省はタン・アー・ダイ・タインという経済グループと協力して、「水資源に関する共同体と総合的対策」をテーマとしたコンクールを行ないました。このコンクールは水資源に関する総合的な対策を作成するためのアイディアや構想を模索するためのものです。
一方、22日、中部ゲアン省ビン市技術師範大学で、ベトナム赤十字協会中央委員会はP&Gベトナム社と協力して、「世界水の日」を記念する式典を行ないました。この機に、浄水供給支援協力プロジェクトの実施が開始されました。これは自然災害を頻繁に襲われる中部と南部にある各地方のおよそ20万世帯に2016年~2019年の3年間に飲料水を供給するためのものです。
22日、「世界水の日」にあたり発表された報告の中で、国連は世界の廃水のリサイクルはグローバル規模で発生している水枯渇状況を緩和する他、環境保護に寄与すると明らかにしました。