(VOVWORLD) - ベトナムのファム・ミン・チン首相のUAE公式訪問とその成果について、現地メディアが注目の報道を展開しています。
湾岸有力紙のアル・ハレージは27日、今回の訪問が両国の相互理解と協力関係強化への強い意欲を示すものと評価しました。特にベトナムがASEAN域内でUAEの最大の非石油貿易パートナーとなっていることに着目し、2024年上半期の貿易額が61億ドルと前年同期比9%増を記録したことを伝えています。
UAEおよび湾岸諸国のメディアは、両国関係の包括的パートナーシップへの格上げや、（CEPA）包括的経済連携協定の締結に大きな関心を寄せています。また、経済、投資、電子政府、教育、研究など幅広い分野での協力合意についても詳細に報じました。
ＵＡＥのムハンマド・ビン・ラシド・アル・マクトゥーム副大統領兼首相は、ＵＡＥが中東地域におけるベトナムの最重要貿易パートナーであると指摘し、新たな協力協定の締結を通じて、両国関係の更なる発展に期待を示しました。