(写真:AFP/TTXVN)
【カイロ=佐藤貴生】国際医療組織「シリア医療救援組織連合」(UOSSM)によりますと、シリア北部イドリブ県で4日、空爆があり、少なくとも100人が死亡しました。負傷者は450人以上に上っており、さらに被害が増える可能性があります。
激しい嘔吐(おうと)や気絶といった負傷者らの症状から、国連やシリア人権監視団(英国)などは、化学兵器が使用されたとの見方を示しています。AP通信によりますと、シリアでの戦闘が始まってからの6年間で、化学兵器による被害としては最悪の事態といいます。