その中で、医療部門も周到な準備を行ないました。保健部門の指導者によりますと、APEC首脳ウィークに医師、看護師、技術者合わせて500人を配置したということです。また、ダナン市の総合病院だけでなく、専門病院や各県や地区の診療所も万一の場合、APEC首脳会議への奉仕ができるよう、体勢を整えています。家族総合病院の総合計画室のチャン・テイ・フェン・タイン( Tran Thi Huyen Thanh) 室長は次のように語りました。

（テープ）

「私たちはダナン市のホテルやリゾートに『SOS@hotel』というスマート救急受診アプリを導入しました。医療事故があった場合、ホテルやリゾートのスタッフはこのアプリを利用すれば、家族総合病院の救急受診の交換台とすぐに連絡できます。医療スタッフは迅速に患者の位置、住所を見出し、救急受診を行います。」

そのような中、国際空港と港で、国際疫病検疫センターは乗客の体温監視にあたる医療班を配置します。環境衛生、食品の安全衛生のための措置も強化されています。ダナン市医療局のグェン・タン・ハイ( Nguyen Tan Hai) 副局長は次のように語りました。

（テープ）

「ダナン市の医療部門は予防医療局に対し、疫病が発生しないようにきれいな環境の確保を求めました。APEC首脳会議の開催期間中、ダナン市の食品安全衛生支局は市内の各ホテルに職員を配置し、食品安全衛生を検査します。」