党大会の様子（TTXVN撮影）

26日付のイギリスのロイター通信は、第13回ベトナム共産党全国代表大会の開幕式とグエン・フー・チョン党書記長･国家主席の演説の内容を伝えました。ロイターは「汚職防止対策は、ベトナム共産党の成果の一つである。この数年間、複数の汚職事件が発見、調査、起訴、厳格に裁かれ、国民から賛成、支持された」と明確に強調しました。

一方、中国の通信社は、「第13回ベトナム共産党大会は、第12回大会決議と2011年～2020年までの10ヵ年経済社会発展戦略の実施状況を総括すると同時に、2021年～2025年までの5ヵ年経済社会発展の方向、任務、2030年までの方向、目標、2045年までの国の発展ビジョンを打ち出す」と伝えました。

他方、タイの英語日刊新聞「バンコクポスト」は、ベトナムの2020年の経済の成果を高く評価するとともに、「ベトナムは、新型コロナウイルス感染症の制圧に成功すると同時に、経済の回復と発展を遂げたことで知られている」と報じました。

マレーシアの英字新聞「ザ・スター（The Star）」は、第13回党大会の開幕式でのグエン・スアン・フック首相の発表を引用した際、「党大会は、ベトナムが多くのチャンスと試練が入り混じっている背景の中で開催されたため、複数の新たな戦略的問題が解決されるべきだ」と明らかにしました。

日本の共同通信は、「ベトナム共産党全国代表大会は、ベトナムの最も重要な出来事であり、人事問題だけでなく、政治･外交・経済などに関する戦略的な問題についても討議する」と伝えました。

そして、NHKは、グエン・フー・チョン党書記長･国家主席の演説を引用し、その中で、「過去5年の平均の成長率はおよそ5.9％を維持し、去年は新型コロナウイルスで世界経済が影響を受ける中でも2.91％を達成した。ベトナムは、世界から感染対策と経済回復の両立で成功を収めたと評価されている」と報じました。