岸田首相、緊急事態宣言「今の時点では検討していない」
(VOVWORLD) - 新型コロナ患者を受け入れる東京都の病床使用率は1日に50.7%でした。都が緊急事態宣言を政府に要請する目安の50%を超えました。
(写真:THX/TTXVN) |
日本の岸田文雄首相は2日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の発令について「今の時点では検討していない」と述べました。「まん延防止等重点措置の効果などもしっかり確認したうえで考えていかなければならない」と話しました。
新型コロナ患者を受け入れる東京都の病床使用率は1日に50.7%でした。都が緊急事態宣言を政府に要請する目安の50%を超えました。
首相は50%未満だった1月31日の衆院予算委で「少なくとも現時点で検討していない」と言及していました。50%を超えてから同様の発言をするのは初めてです。(日本経済新聞)