先ず、文化ニュースです。
* 今週、国内各地で、9月2日の独立記念日71周年を記念する様々な文化活動が行われました。中でも、ハノイのオペラハウスで行われた国立交響楽団の公演は特別な注目を集めました。公演で、ベトナム音楽の代表的な作品が披露されました。
* 9月1日から30日まで、ハノイ郊外にある「ベトナム各民族の文化・観光村」では、「独立記念日を祝う月間」というイベントが行われています。イベントで、西北部や、東北部の文化空間が再現され、中でも、西北部の定期市はその目玉と見られています。また、各地方の風俗習慣や、伝統行事、食文化などを紹介する活動も行われています。
* 今週、ホーチミン市で、「日の出」と題する南部地方の伝統歌劇カイルオン劇が上演されました。このカイルオン劇はベトナムの革命家ファン・ダン・リュー氏の生涯と革命活動を紹介するものです。ベトナムカイルオン劇団のチェウ・チュン・キェン副団長は次のような見方を示しています。
(テープ)
「劇を観賞するとき、皆さんはその演劇、脚本などのプロセスを理解する必要があります。これを通じて、民族歴史、功労者などに関する理解を深めることができます。」
* 今週、中部にある古都フエで、「各歴史段階における国名と都」と題する展示会が開かれました。展示会の目玉は、1802年から1945年までのグエン王朝の勅令、勅旨、政令です。
* 今週、カンボジアの首都プノンペンとシェムリアップ州で、「カンボジアにおけるベトナム文化週間」というイベントが行われました。開催期間中、ベトナムの国土と人々を紹介する展示会のほか、文芸公演や、飲食文化披露会も行われました。これは、両国国民の相互理解の深化に寄与するものと評されました。
次は、スポーツニュースです。
* 9月1日、国際射撃連盟は9月の世界ランキングを発表しました。これによりますと、リオデジャネイロオリンピックで金メダルと銀メダルを獲得したベトナムの射撃選手ホアン・スアン・ビンさんは男子10mエアピストルで、トップに立っています。前回のトップはブラジルの射撃選手ウー・フェリッペ・アルメイダさんです。また、ビンさんは50mピストルで、2位に立っています。
* 8月30日、11人からなるベトナム選手団は、9月7日から18日にブラジル・リオデジャネイロで行われるパラリンピックにエントリーするために出発しました。今回、ベトナムの選手らは重量挙げと、水泳、陸上競技で競います。グエン・ゴッコ・ティエン文化スポーツ観光大臣は次のように明らかにしました。
(テープ)
「ベトナム選手団がリオデジャネイロオリンピックで奇跡を起こしたことから、リオデジャネイロパラリンピックでも奇跡が出ると信じています。皆さんが全力をあげて取り組むよう望んでいます。」
* 今週、ハノイで行われた記者会見で、ABG5=第5回アジアビーチスポーツ大会組織委員会は、「大会の準備作業がほぼ完了している」と明らかにしました。なお、この大会は9月24日から10月3日まで、中部港湾都市ダナンで開催され、ベトナムを除いて42カ国・地域の選手およそ2500人がエントリーします。
* 9月3日から5日にかけて、ハノイで、第6回アジアヨガ選手権大会が行われています。今回は、16カ国・地域から200人の選手がエントリーしています。なお、ベトナムがアジアヨガ選手権大会を主催するのは今回が初めてです。