(VOVWORLD) -9日、ハノイで「ベトナム・日本の投資連結」と題するシンポジウムがオンライン方式で開催されました。
(写真:TTXVN) |
シンポジウムで、JETRO日本貿易振興機構ハノイ事務所の中島丈雄(なかむら たけお)所長は、「2019年末現在、ベトナムへのFDI=外国直接投資額は連続して増え、日系企業をはじめ、世界各国の多くの企業はベトナムへの投資を強化してきた。ただ、新型コロナ禍の影響を受けて、年初以来、ベトナムへのFDIが停滞している。」と明らかにしました。また、こうした中、ベトナム政府は、日系企業をはじめ外国企業に有利な条件を作り出すため、様々な政策を講じていることから、新型コロナ収束後、ベトナムへのFDIが早期に回復されるであろう」との見解を示しました。また、現在、ベトナムは、複数のFTA=自由貿易協定やEPA=経済連携協定に参入しており、グローバル・バリュー・チェーンへの参入を推進していることはFDIの回復に貢献するとしています。