新時代に向けた日越共同イニシアティブの第1フェーズ 始まる
(VOVWORLD) - 27日午前、ハノイで、ベトナム計画投資省は、在ベトナム日本大使館、および日本経済団体連合会(経団連)の日本・ベトナム経済委員会と協力して、「新時代に向けた日越共同イニシアティブ第1フェーズ」をスタートさせる会合を行いました。
「新時代に向けた日越共同イニシアティブ第1フェーズ」は、AZECアジアゼロエミッション共同体の推進、 グリーン転換の促進 、イノベーションとデジタルトトランスフォーメーションの推進、すその産業の発展を含むサプライチェーンの強化、IT・AI・半導体分野の高度人材育成の推進、投資環境整備のための制度改革といった5つの主要課題で構成されます。第1フェーズの実施期間は19か月間で、今年の3月から来年10月までとされています。
第1フェーズの開始式で、計画投資省のグエン・チー・ズン大臣は、「新時代に向けた日越共同イニシアティブ」が昨年4月に提唱され、ベトナムと日本の両政府間の特別な協力であると述べました。また、このイニシアティブは、日本企業とベトナムの関連省庁間の政策対話の場であり、ベトナムの投資・ビジネス環境を透明性の高い開かれたものにすることに貢献するとともに、建設的な政策提言を行い、ベトナム側の法制度・政策の改善プロセスにおける参考情報になるとしています。
なお、計画投資省によりますと、今年2月20日時点で、日本企業によるベトナム向けの累積投資件数は約5300件、総投資額は743億ドルに達しているということです。