日本首相 ラオス首相と会談 インフラ整備支援の方針伝える

(VOVWORLD) -日本の石破総理大臣は、訪問先のラオスでソンサイ首相と会談し、ラオスの経済発展と財政の健全化につなげるため、周辺国に電力を安定的に供給するインフラ整備や、空港ターミナルの拡張などの支援を重点的に行う方針を伝えました。
ASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議などに出席するため、ラオスを訪れている石破総理大臣は11日午前、ソンサイ首相と会談しました。

この中で両首脳は、日本とラオスの外交関係樹立から70年となる来年、両国関係を「包括的・戦略的パートナーシップ」へ格上げすることを目指す方向性で一致しました。

その上で石破総理大臣は、ラオスの経済発展と財政の健全化につなげるため、▽豊富な水力を活用して発電した電力を周辺国に安定的に供給するインフラの整備や▽首都・ビエンチャンの空港のターミナル拡張などの支援を重点的に行う方針を伝えました。

また両首脳は、ミャンマー情勢や、東シナ海・南シナ海情勢、それに北朝鮮をめぐる問題などについても意見を交わし、緊密に連携していくことを確認しました。(NHK)

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