(VOVWORLD) - この数日、全国各地で、多くの春祭りが行われています。
(写真:kinhtedothi.vn) |
旧暦の1月6日にあたる2月10日午前、ハノイ郊外のミドゥク県フォンソン地区にあるフォン寺で、2019年のフォン寺(香寺)祭りが始まりました。水墨画のような景色の中をてこぎ船でクルーズしながら、フォン寺へ行くことで有名なこの祭りは、ベトナムの祭りの中で最も大きな祭りの一つです。ミドゥク県人民委員会のグエン・ヴァン・ホアト委員長は、今年の祭りで観光客の安全確保と治安の維持に全力を尽くしていると明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「今年の祭りでは、4千以上のてこぎ船が登録されましたが、船の関係者全員に水路での交通安全に関する規定を徹底させました。また、300以上のブースが設けられ、観光客に色々なサービスを提供しますが、飲食サービスを提供するブースに対し、食品安全衛生を完全に保障するように管理・検査をよくしております。」
一方、同日、ハノイ郊外のソクソン県フーリン地区で、ソック神社祭りが始まりました。旧暦1月6日から8日にかけて行なわれこの祭りは、様々な儀式が披露され、外敵との戦いにおけるベトナムの先祖代々の勇ましさを示しています。
他方、中部トゥアティエンフエ省クアンディエン県トゥレ村で、トゥレ村レスリング大会が行われました。この大会は、ベトナムの最後の王朝グエン朝時代において健康が良い青年を選んで軍隊に入らせる為に行われたものですが、現在は、この地の代表的な春祭りとなっています。