（写真：TTXVN）

【ソウル聯合ニュース】収賄などの容疑で検察の事情聴取を受けた朴槿恵（パク・クネ）前韓国大統領の逮捕などを訴える集会が２５日午後、ソウル都心の光化門広場で開かれました。

朴氏の退陣を訴え週末に大規模集会を続けてきた主催団体「朴槿恵政権退陣非常国民行動（退陣行動）」は朴氏の罷免が決定した翌１１日の２０回目集会で「勝利宣言」し、先週末は集会を開きませんでした。２週間ぶりの集会で参加者は朴氏の逮捕を求めるとともに引き揚げ作業に成功した旅客船「セウォル号」の沈没原因解明などを訴えました。セウォル号沈没事故の被害者遺族らも集会に参加し、発言しました。

一方、朴氏の支持団体でつくる「大統領弾劾無効国民抵抗総決起運動本部」も同日午後にソウルの徳寿宮付近で集会を開きました。逮捕が取り沙汰されている朴氏について、参加者の一人は「逮捕されれば、われわれ右派が全面闘争せざるを得ない。（朴氏に対する）魔女狩りはひどい結果を招く」と発言しました。