(VOVWORLD) - この数日、数千人が病院へ献血をしに行っていることはマスメディアで大きく取り上げられています。
「赤い日曜日」の 発動式の様子 |
21日午前、ハノイの工科大学で、日刊紙「ティエン・フォン」と、国家交通安全委員会、血液学輸血中央病院の共済による献血運動「赤い日曜日」のハノイでの発動式が行われました。発動式で発言にたったチュオン・ホア・ビン副首相は次のように語りました。
(テープ)
「ボランティアの献血者、特に、数回にわたって献血した人たち、そして、他の人に献血運動への参加を働き掛ける人の貢献を見て感動しています。この間、マスメディアは、全国の病院が直面しているO型の血液の不足状況を大きく取り上げていますが、私たちは誰もが、血液不足のせいで悩んでいる患者の痛みと分かち合いたいでしょう。この数日、数千人が病院へ献血をしに行っていることはマスメディアで大きく取り上げられていますね。これは貴重な行動で、献血者の血液には、社会への大きな責任感が潜んでいると思います。」
なお、同日、ハノイだけでなく、ホーチミン市やダナン市などの多くの地方でも献血運動「赤い日曜日」が行われました。2017年、献血運動で献血された血液は約3億ミリリットルにのぼっており、各病院の需要の7割に応えています。