第24回ASEAN・ニュージーランド対話

第24回ASEAN・ニュージーランド対話 - ảnh 1
対話の光景=TTXVN

21日と22日の両日、ニュージーランド南島中部のクライストチャーチで第24回ASEAN・ニュージーランド対話が行なわれました。席上、双方の信頼醸成や対話の維持、地域の平和、安定、安全保障の確保などについて討議が行なわれました。

ニュージーランドはASEANが提唱した政治・安全保障協力メカニズムに積極的に参加すると確約するとともに、ASEANとの関係を重視し、ASEANの中核的な役割を支持すると強調しました。国際問題に関し、各国は朝鮮半島やベトナム東部海域の最近の動きに懸念を示すと同時に同海域の平和、安定、安全保障、航行の自由の確保の重要性を認め、紛争を国際法に従って平和的措置で解決すべきであるとしています。一方、経済協力関係に関し、双方は2009年、締結したASEAN・ニュージーランド自由貿易協定を効果的に実施することで一致しました。ニュージーランドはASEANのIAI=統合イニシアティブ、2025年までの連結性マスタープランの実施を支援すると表明しました。双方はRCEP=東アジア地域包括的経済連携協定の交渉を早期に終了させ、貿易円滑化を促進することへの支持を示しました。ASEAN側はニュージーランドに対し、ASEAN経済共同体づくりの優先課題である零細・中小企業の補助を拡大するよう要請しました。

対話で発言に立ったベトナムのグエン・クォク・ズン外務次官は今後、双方はASEANが提唱した地域の安全保障協力メカニズムの効果向上で協力し合って、予防外交をはじめ、安全保障面での試練への対応を目指す諸措置の模索に取り組む必要があると強調しました。

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