連邦地裁による大統領令の一時差し止めを受けて、アメリカ国内の空港では、入国禁止対象国の乗客の入国が許可され始めています。
(写真:AFP/ TTXVN)
アメリカの税関・国境取締局は、航空会社などに対し、合法的な滞在資格がある対象者の入国を許可すると通知しました。ニューヨークの空港などでは、大統領令によって入国が拒否された移民や難民を、ボランティアで弁護士らが支援しています。
団体の関係者によりますと、5日には、より多くの人の入国が予想されています。こうした中、全米各地では、大統領令に反対するデモが続いていて、ホワイトハウスの近くでは4日、イラン系アメリカ人などが集まり、「全ての人が歓迎される」などと声を上げました。
また、イギリス・ロンドンのアメリカ大使館の前でも4日、大規模なデモが行われ、トランプ大統領の入国禁止措置と、イギリスへの公式訪問に反対しています。