米大統領選:トランプ氏、イランによる暗殺を警戒 軍用機の護衛を政府に要請
(VOVWORLD) -アメリカ当局はイランがトランプ氏の暗殺を狙っているとみており、アメリカのメディアによりますと、トランプ陣営は軍用機による護衛を政府に要請しました。
トランプ氏(写真:Reuters) |
11月5日のアメリカ大統領選を前に共和党のトランプ前大統領が安全確保に神経をとがらせています。アメリカ当局はイランがトランプ氏の暗殺を狙っているとみており、アメリカのメディアによりますと、トランプ陣営は軍用機による護衛を政府に要請しました。安全を優先して、趣味のゴルフも大統領選まで自粛する意向だということです。
バイデン大統領は11日、「現職大統領並みに必要な対応をとるよう指示した」と記者団に述べましたが、前例のない軍用機による護衛が実現するかは不明です。
トランプ氏は今年7月、選挙集会での演説中に銃撃され、耳を負傷しました。ゴルフ場での事件も含めて容疑者は共にアメリカ人でした。一方、イランは、20年の米軍によるイラン革命防衛隊幹部の暗殺事件への報復として、当時大統領だったトランプ氏の暗殺を狙っているとされます。(毎日新聞)