(VOVWORLD) - アメリカのトランプ大統領は、10日から12日にかけて、ダナン市でのAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席した際、ベトナム国賓訪問を行っています。
トランプ大統領=AFP/ TTXVN |
アメリカ商工会議所のジェームズ・ファザリー アジア地域担当副会長によりますと、トランプ大統領による今回のベトナム訪問は世界におけるAPECの重要な地位を示す証であるとしています。また、アメリカがTPP=環太平洋パートナーシップ協定から離脱した後、アメリカの各企業はAPEC内の協力を通して、相手国との互恵協力を推進することが出来るということです。ジェームズ氏の話です。
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「我々は、今後もベトナムとアメリカとの協力がさらに発展してゆくよう希望しています。この数年間、特にオバマ前大統領時代からベトナムとアメリカとの関係は強化されてきています。現在、両国の良好な協力は発展の道を辿っています。トランプ大統領政権がベトナムを東南アジア地域で経済成長が著しい新興国として見なすよう期待しています。アメリカの企業界は、ベトナム市場に関心を持っていることから、アメリカ政府にベトナムとの協力政策の継続を働きかけます。」