(VOVWORLD) -先頃行われた第13回党大会で討議された文献は国の工業化近代化と国際社会への参入事業における農業、農村の開発と農民に関する多くの内容が含まれています。
農業農村開発省のレ・ミン・ホアン次官
(写真:dangcongsan.vn)
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農業農村開発省のレ・ミン・ホアン次官によりますと、今後、ベトナムは農業部門の構造再構築において、生産協同組合を中核にする集団経済をより重要視する必要があると明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「私たちは協力と連携をさらに拡大させる必要があります。市場は生産規模、技術的基準を調整します。これは第13回党大会の文献で取り上げられてきた内容です。今後、小規模な家族経営農家を連携させ、農民間の連携を起動させると共に、生産協同組合と企業との連携を進めます」
また、第13回党大会の文献はベトナムはグリーン農業、有機農業、持続可能な循環型農業づくりに取り組むという目標を掲げています。この目標の遂行について、先ほどの農業農村開発省のレ・ミン・ホアン次官は、次のように語りました。
(テープ)
「農業部門は自然の生態系を犠牲にして、農業成長率を加速させることをしないと主張しています。農産物の品質は市場のニーズに応えるためではなく、生産者の需要になるようにしなければなりません。農民にとって、すべてを変化させることは難航で、自然で持続可能な農業に転換するため、時間が必要です。当初、農業生産性が減る可能性がありますが、これは減収になる意味ではありません。しかし、農民のこれまでの生産習慣の変化に決意を固めるならば、第13回党大会の決議で記述されているように、自然で持続可能な農業への転換に成功することができるでしょう」
このように語ったホアン次官は自然で持続可能な農業への転換を進めているベトナムは日本、韓国、イスラエル、タイなど世界各国の経験を学ぶと強調しました。