難民流入対策を否決=独上院


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(写真:AP)

【ベルリン時事】ドイツ連邦参議院(上院)は10日、チュニジア、アルジェリア、モロッコの北アフリカ3カ国を「安全な国」に指定し、これらの国からドイツ入りした難民認定希望者の送還を容易にする法案を否決しました。

DPA通信によりますと、法案には左派系議員らが反対しています。デメジエール内相は「不法移民を止めようと努力している中で残念な日だ」と語りました。9月に連邦議会(下院)選挙を控える中、メルケル首相にとって、難民流入の抑制は重要課題の一つになっています。

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