(japanese.cri.cn)シリアの最大都市アレッポでは14日早朝、一時停戦後に衝突が再び発生しました。反体制派武装メンバーは政府軍と達した合意どおりには従わず、双方はともに相手が停戦合意を破ったと非難しているということです。
(写真:EPA/TTXVN)
ロシアのシリア駐在機関は「反体制派武装メンバーが停戦期間を利用して準備をし、政府軍の拠点に攻撃を行った。政府軍はその後に反撃した」と明らかにしました。しかし、反体制派武装メンバー側は、「政府軍から集中して空襲と爆撃を受けたため反撃した」としました。
ロシアのラブロフ外相は14日、モスクワで座談会に出席し、「ロシア側はアレッポ情勢に注目し、2~3日間でアレッポ東部地域を奪還することを望む。奪還後、ロシアはその地域に人道主義エリアを設置し、避難した難民を支援する」と示し、「武装組織が抵抗をやめてアレッポから撤退してこそ、安全を確保することができる」としました。