香港の感染者急増に習主席が厳しい叱責…「防疫が最優先任務」

(VOVWORLD) - 香港で最近新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染者が一日数千人台に急増すると中国の習近平国家主席が関連部署に迅速な防疫支援を指示しました。
16日、親中志向の香港「文匯報」は「香港の新型コロナ拡散が習近平主席を心配させている」とし「韓正副首相を介してキャリー・ラム行政長官に重要な指示を伝達した」と報じました。
習主席は「早急な防疫はすべての任務に優先する」とし「すべての動員可能な力と資源を動員し、すべての必要な措置を取れ」という3つの「すべて」防疫を指示しました。習主席は早急な防疫措置として「香港市民の生命の安全と身体の健康を確保し、香港社会の情勢安定を確保せよ」という2つの「確保」を指示したと文匯報は付け加えました。
香港は今月15日に一日の新規感染者が1619人発生し、1次陽性者だけで5400人を記録しました。香港は医療機関で一次を判定した後、当局の2次判定を経て感染者数を発表しています。これにより、香港は5日連続で感染者が1000人を超えました。2020年初めに新型コロナが発生して以来、2年間で最多となります。
専門家は一日の感染者が7000人台まで増える可能性があるとして懸念しています。人口740万人余りの香港の16日現在の累積患者は2万6670人で、死亡者は227人となっています。(中央日報)

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