(VOVWORLD) -NHKによりますと、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、JICA=国際協力機構は、ことし3月以降、一時帰国させていた海外協力隊の隊員のうち、まずベトナムでの活動を再開させることを決めました。
JICAは、アジアやアフリカを中心とした発展途上国で教育や医療などの支援活動を行うため、海外協力隊を派遣していますが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、ことし3月以降、2000人余りのすべての隊員を一時帰国させました。
それから半年余りが経過しましたが、このうちベトナムに派遣されたあと一時帰国している8人の隊員について、現地での活動を再開させることを決めました。
JICAはベトナムの感染状況が落ち着いていることや日本とベトナムを結ぶ国際便が再開していることなどから、11月下旬以降にも渡航させたい考えです。