写真提供：　Doan Tan

APEC2017の首脳会議と関連会合は第4次産業革命が進められ、世界経済が大きく変化している中で行われています。ベトナムのVCCI＝商工会議所のブ・ティエン・ロック会頭によりますと、ベトナムではグローバル化が迅速に行われています。以前、グローバル化は多国籍企業にしか利益をもたらしませんでしたが、現在は中小企業も利益を得るとしています。

ダナン市でまもなく、開催されるAPEC2017の首脳ウィークで、APECビジネス諮問委員会、ベトナム経営サミット、CEOサミット、APECビジネス諮問委員会とAPEC諸国の指導者との対話などが行われ、ベトナム企業に大きなチャンスを与えるとみられます。また、「ベトナム・潜在力が豊かで、信頼にたる経営パートナー」と題する展覧会が開催され、投資誘致と観光振興を目指しています。ベトナム中小企業協会のグエン・バン・タン会長は次のように語りました。

（テープ）

「APECは中小企業に提携策を探るとともに世界経済への参入に関する経験の交換を行う機会となります。また、ベトナム企業は加盟諸国から参入圧力を実感できるでしょう。」

一方、ダナン市人民委員会のフイン・ドゥク・トー委員長は次のような意見を述べています。

（テープ）

「APEC首脳ウィークで、企業界は利益を得るとともに、発展チャンスを模索するでしょう。APECビジネス諮問委員会や、首脳会議などの対話と協力体制を通じて、我々は意見、構想を提出し、困難と試練の解決が図られると思います。」

なお、APEC2017はベトナム企業にとって投資誘致と貿易振興を促進するための大きなチャンスであると評されています。