(VOVWORLD) -19日午前、ハノイで、ASOSAI=最高会計検査機関アジア地域機構の第14回総会が開幕しました。
開会式にはベトナムのグェン・テイ・キム・ガン国会議長、チン・ディン・ズン副首相、INTOSAI =最高会計検査機関国際組織 会長、マレーシアの会計検査院のマディナー・ビンティ・モハマード院長などINTOSAIを始め、アジア諸国の最高会計検査機関の代表250人が参加しました。
開会式で、ベトナム会計検査機関のホー・ドゥク・フォック長官は「ASOSAIの1メンバーであるベトナム会計検査機関は2018年~2021年期のASOSAIの議長国を務めます。今後、ベトナム会計検査機関はASOSAI、及び、INTOSAIと協力して、各国の最高会計検査機関の能力向上に努力する」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「『持続可能な開発のための環境会計』をテーマとしたASOSAIの第14回総会では総会の重要な議事を討議します。これらの議事は国連の持続可能な開発目標の遂行に対するASOSAIの適切な貢献を示しています。今回の総会で採択されるハノイ宣言はASOSAIの加盟国の能力向上に寄与します」
グェン・テイ・キム・ガン国会議長 |
開会式で、グェン・テイ・キム・ガン国会議長はベトナムの会計検査機関はASOSAIの発展に全力を尽くすと明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「今後、ベトナムの会計検査機関は公開性・透明性・専門性、正規性を絶え間なく高め、道徳と才能を兼ね備えた会計検査機関の職員づくりに努力することを望んでいます。ベトナム会計検査機関は公的財政と公的資産の管理、保護という役割を発揮しなければなりません。今回の総会が成功裏に開催することを確信しています」
計画によりますと、今回の総会では2015年~2018年期におけるASOSAIの能力開発計画の実施結果の報告書、及び、2018年~2021年期におけるASOSAIの発展計画、2019年~2021年期におけるASOSAIの予算などが討議、採択される予定です。