ECB、25年の成長率予想を再下方修正 貿易政策などに不確実性

(VOVWORLD) - ECBは「2025年と2026年の成長率の下方修正は、貿易政策および幅広い政策を巡る不確実性の高さに一部起因する輸出の減少と、継続的な低調な投資を反映している」と説明しました。
ECB、25年の成長率予想を再下方修正 貿易政策などに不確実性 - ảnh 1ユーロ通貨(写真:AFP/TTXVN)

欧州中央銀行(ECB)は6日に発表したユーロ圏の経済予測で、2025年と2026年の成長率見通しを引き下げました。一方、2025年のインフレ予想は引き上げ、2026年にはインフレ目標の2%近辺に回帰するとの見通しを示しました。

2025年の国内総生産(GDP)成長率予想は0.9%で、4回連続の下方修正となりました。これは昨年の成長率である0.7%を小幅に上回る水準で、昨年12月の前回予測(1.1%)からの引き下げとなります。

2026年の成長率は1.2%とし、12月の前回予測(1.4%)から引き下げました。

ECBは「2025年と2026年の成長率の下方修正は、貿易政策および幅広い政策を巡る不確実性の高さに一部起因する輸出の減少と、継続的な低調な投資を反映している」と説明しました。

インフレ率は2025年が2.3%と、昨年12月の予測(2.1%)から上方修正しました。2026年は1.9%に据え置きました。(ロイター)

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