(VOVWORLD) - 会合ではデジタル時代における人材開発の促進に関する政策対話の枠組みを採択した他、2020年までのビジョンと未来に関するAPECの多国間対話が行われました 。
18日、ハノイでAPEC SOM=第2回APEC 高級実務者会合が10日間の議事日程を終え、閉幕しました。同日、ハノイで行われた国際記者会見で、APEC SOM 2017の議長を務めるベトナムのブイ・タイン・ソン次官は「会議は成功し、多くの重要な成果を収めた」と強調しました。
「新しい原動力を作り、共通の未来を培う」をテーマとした第2回APEC 高級実務者会合はボゴール目標の遂行と足並みをそろえた成長、平等の実現を両立させ、持続可能な開発に関するグローバルな取り組みに寄与することで一致しました。
会合ではデジタル時代における人材開発の促進に関する政策対話の枠組みを採択した他、2020年までのビジョンと未来に関するAPECの多国間対話が行われました。ソン次官は次のように語りました。
(テープ)
「今回の会合で取り上げられた新しい内容の一つは経済、金融、社会における包摂的な成長の促進に関するベトナムの提案です。この提案はAPEC加盟諸国の支持を得ていました。というのはこの提案は経済発展の格差や貧富の差が拡大している背景の中で、市民と企業が成長の利益を平等に享受できることを保障するからです」