フック首相(右)とクリスタリナ・ゲオルギエヴァWB最高経営責任者
23日午前、ハノイでグエン・スアン・フック首相はWB=世界銀行のクリスタリナ・ゲオルギエヴァ最高経営責任者と会見しました。
席上、フック首相はベトナムの経済社会発展、とりわけ貧困解消におけるWBの役割を高く評価するとともに、向こう5年間、ベトナムは体制の健全化を集中的に行い、マクロ経済の安定化、戦略的な措置の実施、経済再構築と成長モデル刷新の促進、社会安全保障、気候変動への対応などに取り組み、2016年~2020年期の年平均成長率を6・5%ないし7%にするという目標の達成に尽力すると強調しました。また、今後も、WBをはじめ、国際社会がベトナムの経済発展を支援し続けるよう希望を表明しました。
一方、ゲオルギエヴァ最高経営責任者はWBがベトナム政府と協力し、経済発展の新たな原動力を定めるとともに、自然災害によるリスクや経済的ショックへの対応を支援する用意があると明らかにしました。また、ベトナムは経済発展の余地があることからWBはベトナムの支援を継続すると強調しました。