10日午前、ハノイで、グェン・スアン・フック首相はベトナムを訪問中のWHO=世界保健機関のマーガレット・チャン事務局長と会見を行いました。
フック首相はマーガレット・チャン事務局長と会見を行いました
会見で、フック首相は「今後も、WHOは医療技術分野において、引き続きベトナムを支援し、ベトナムにおける病気のりかん率と死亡率の引き下げ、国民の平均寿命の延伸に貢献するよう」希望を表明しました。
一方、マーガレット・チャン事務局長はベトナム保健省との会合の結果を報告した上で、「予防を含む1次医療、すなわち「プライマリ・ヘルス・ケア」の質的向上を目指し、かかりつけの家庭医の育成をさらに強化するよう」希望しました。
また、「医薬品と医療分野における新しい技術を評定するための独立した機関を創立するよう」提案しました。