ハノイ便り
ハノイ便りの時間がやってまいりました
音楽
フン ご機嫌いかがですか?皆さん、フンです。
ホアイ 今日はホアイです。この数日、ベトナムは小春びよりの日々ですが、時々冬のような感じがする時もあります。日本はいかがでしょうか?変化が激しい季節ですから 日本から手紙が届くころは変わってしまうかもしれませんね。
フン ところでホアイさん、ベトナムにはおいしい飲み物がたくさんありますね。最近では生産量が世界一になったコーヒーはもちろん 有名ですが、その他にもお茶、紅茶なんかも充実してるし、何といっても南国ならではのフルーツをふんだんに使って作る練乳のスムージー「シントー SINH TO」と、いろいろな食材を組み合わせてシロップやココナッツミルクと合わせて作るベトナムぜんざい「チェー CHE」は、ひんやりして甘くて、見た目もとっても美しいですね。
ホアイ そうですね。また、ベトナムのお酒 といえばLua MoiやNep Moiに代表される焼酎が有名ですが、より手軽にお茶やジュース代わりのように飲まれるビールの存在も重要です。基本的にビールは食堂やフォー屋、カ フェなどほとんどの飲食店で注文することができますが、特にビアホイと呼ばれる樽詰めの業務用ビールを専門に扱っているのがビ アホイです。 ではビールの話しをさらに深めて見ましょうか。
ビアホイ
フン ビアホイというくらい、ベトナムではビールをビア(Bia)と呼んでいます。ただしビアホイというビアホールに入れば、特に拒否しないかぎり自動的にビールが運ばれてきます。そして、半分くらい飲み干した頃から「もう一杯飲むか?」とお替わりを催促されます。
現場の肉声
ホアイ ハノイを初めベトナムを訪れる外国人観光客にとって、好きな飲み物はビアホイです。飲む前からフルーティな香りが鼻に入ってくれます。適度な苦みが広がり、その後で口いっぱいマスカットのようなフルーティな味が広がります。
フン ハノイを訪れる外国人観光客を魅了させるビアホイ店はルォン・ゴク・クェン通りにあるハイロアン店です。アメリカのCNNはこのビアホイを売る店を紹介するドキュメンタリーを作ったそうです。この店では客さんはいつも賑やかなのです。この店の店主グェン・ティ・ランさんの話を聞いてみましょう。
「テープ」
「私は2003年からビアホイを始めました。その頃まだ、外国人観光客は少なかったんですが、2005年から 徐々に増えています。私の店のビホイアは安いですが、美味しいです。特に、お客さんはいつも楽しい雰囲気に囲まれますので、私の店がすきなんですよ」
フン ロアンさんの話でした。特に天気のいい日の午後など、照りつける猛烈な日差しを浴びながら飲むビールの味わいは格別で、日本の居酒屋のような陰うつで閉鎖的な雰囲気とは対照的で、南国らしい開放感と爽快さが病み付きになるかもしれません。
ホアイ そうですね。ではティータイムにして、「 」をお届けします。
ホアイ 話しを続けましょう。外国人、特に外国人青年はハノイ旧市街にある店で、ビアホイを飲むのが大好きです。この国に2年に住んでいるイギリス人マドク・サムさんは 「ビールを飲むのが趣味である」と話しました
「テープ」
「私はビールが大好きですよ。ハイロアン店でビアホイを飲んで、何年間発ちますよ。あそこのビアホイは安くて美味しいです。」
ホアイ ここでビアホイを飲む人はベトナム人は勿論ですが、アイルランドやカナダ、日本、アメリカなどの人々も沢山います。店で、彼らは互いにしゃべりながら、ベトナムの日常生活の理解を深めています。食文化を研究するアメリカ人教授ロナンド・サッブデンさんは次のような感想を述べています。
「テープ」
「ガイドブックを通じて、ここで美味しいビールを売っていることを知りました。ここでのビアホイは本当に美味しいです。ビールを飲みながら、町々の賑やかな流れを目にすると、深い印象を受けます。全ては親しみやすいですね」
ホアイ 食文化を研究するアメリカ人教授ロナンド・サッブデンさんのはなしでした。ビアホイを飲むのはハノイ市民の日常的習慣となっていますね。
フン そうですね。最近発表したイギリス系市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルによりますと、2011年のベトナムのビール消費量は26億リットルに達し、東南アジア地域で首位に立ちました。この消費量は今後急速に伸びるものと予測されています。
ホアイ ということはベトナム人は世界で一番ビールが好きな人種なのかな?
フン かもしれませんね。ハノイ旧市街にあるビホイア店は外国人にとって欠かせないものとなっていますね
ホアイ そうですねではおしまいに、歌をお聴きいただき、今日のハノイ便りを終わりにしましょう。
ホアイ:リスナーの皆さん、今日のハノイ便りはビホイアでビールを飲む習慣についてご紹介しました。それでは、今日のこの時間はこれで終わります。又、来週お会いしましょう。ご機嫌よう
CCB
こちらはベトナムの声放送局です。
それでは、今日のこの時間は終わります
リスナーの皆さん、さようなら。