ハノイ便りの時間がやってまいりました。
ホアイ ご機嫌いかがですか皆さん。ホアイです。
フン こんにちは。フンです。今日のテーマは中部にあるベトナムの故都フェでJICA国際協力機構のボランティアとして働く小野 克己さんのフェに対する「思い」をお伝えしましょう。
ホアイ 小野さんは長年にわたり、フェの歴史、文化などについて詳しく研究してきました。重要なことはそのフェに関する情報を自分だけのものにするのではなく、それらの情報を多くの人々に紹介していることですね。
フン そうなんです。
ホアイ 故都フェの住民は肩に布バッグをかけて、カメラを片手に、フェの街の至る所を歩く小柄な日本人をよく見かけることでしょう。
フン 小野さんはこれまでも多くの有名な都市に足を運んでいるそうですが、ベトナムの故都フェは彼にとって、特別な魅力があると話し、次のように語りました。
日本語のテープ
ホアイ JICAの専門家として、フェ市の文化スポーツ観光局で仕事をしている小野さんはフェの観光の潜在力を理解するための多くの有利な条件に恵まれています。小野さんの話です。
日本語のテープ
フン 小野さんは1年間にわたり、自費で、フェ市内の至る所に足を運びました。カツミさんはフックチック古い村、タンタン温泉、シン版画村、伝統的線香の生産村などを訪れました。これらの旅を通じて、小野さんはフェの文化と歴史を深く理解するようになりました。
ホアイ 凄いですね。では、このへんでティータイムにしましょうか。
フン そうですね。「愛するフェ」Hue thuong をお聞きください。
ホアイ では、話しを続けましょう。フェに関する多くの資料をお持ちの小野さんはこれらの情報を他の人々にも紹介するため、日本語版のウエブサイトを開設しました。アドレスは次の通りです。http://www.vietnamhuetourism.com です。このウエブサイトについて、小野さんは次のように語っています。
日本語のテープ
フン このウエブサイトにはフェに関する多くの情報が印象的に分かりやすく紹介されています。
ホアイ 小野さんはフェに関して、自分が持っている気持ちや情報をこのウエブサイトに掲載しています。
日本語のテープ
フン フェ市の女性ミンティンさんは日本人のボランティアと一緒に仕事をしていますが、小野さんのウエブサイトにアクセスする時、驚きました。フェを宣伝するウエブサイトはたくさんありますが、小野さんのウエブサイトは独特のものだからです。ティンさんの話です。
(テープ)
「このウエブサイトには多くの情報が掲載されています。例えば、フェの現状やフェ市民の習慣などが適宜に紹介されています。このウエブサイトが大好きです。小野さんありがたい存在です」
フン フェ市は他の都市と違って、長い歴史を持つ都市です。この街では、時間がゆっくり流れるような感じです。身の回りの物事もあまり変わっていないようです。小野さんの話です。
日本語のテープ
ホアイ フェの歴史、文化、風俗習慣などを詳しく研究することは小野さんの趣味となっていますね。小野さんは日本人がフェの町をもっと理解し、フェに旅行することを望んでいますね。
フン すばらしいですね。では。おしまいに、歌を一曲お聞き頂きながら、今日のハノイ便りを終わりにしましょう。
ホアイ リスナーのみなさん。今日のこの時間はベトナムの故都フェに対する小野カツミさんの「思い」についてご紹介しました。それでは、今日のハノイ便りの時間はこれで終わります。来週のこの時間にまた、お会いしましょう。ごきげんよう。