(VOVWORLD) -1951年生まれのルオンさんは、常に「全国民が祖国の安全を防衛する」運動に先駆けており、社会秩序の維持に積極的に参加してきました。
ルオンさん |
北部山間部ホアビン省ホアビン市トンニャット区にすむ少数民族ザオ族出身であるバン・シン・ルオンさんは、地元における有力者として、トンニャット区高齢者協会の会長に選ばれています。1951年生まれのルオンさんは、常に「全国民が祖国の安全を防衛する」運動に先駆けており、社会秩序の維持に積極的に参加してきました。
ルオンさんについてトンニャット区公安局のブ・テェ・ソン氏は次のように明らかにしました。
(テープ)
「ルオンさんが有力者になったのは、最近のことではなく、ずっと前からです。ホアビン省人民委員会から認められています。彼は、居住地の諸活動に積極的に参加しています」
現在、トンニャット区にある9つの居住地にはおよそ6780人が住んでいますが、そのうち人口の95%はザオ族出身者です。少数民族の人々の有力者として、ルオンさんは、村民に文化会館や、道路の建設予定地の拠出を働きかけました。
ある村民は次のように明らかにしました。
(テープ)
「ルオンさんは、村民から信頼され、とてもいい人です。私たちは、彼の意見を重視しており、彼の言葉に沿って行動します。さらに、ルオンさんは、私たちに党の政策、国の法律の遵守などをよく働きかけています」
これまでに、ルオンさんは、自らの知見と威信を持って、土地をめぐる争いや、夫婦や、子ども、兄弟、姉妹間の対立の解決にも参加しました。ルオンさんはさらに次のように語っています。
(テープ)
「長老、村長は大きな役割、責任を果たしています。ですから、私は、村民が党の政策、国の法律を深く理解した上で、遵守するように、上手く宣伝しなければならないと意識しています」
トンニャット区における社会秩序の維持や、新農村建設運動の実施、民族大団結の強化などに多大な貢献をしてきたルオンさんは、ホアビン省人民委員会から表彰状を何回も授与されました。