(VOVWORLD) -これまでに、彼女は、経済的高い価値をもたらす貴重な薬用植物の40種類もの研究、繁殖、栽培を成功させました。
ハー准教授・博士 |
農林大学の林業研究所所長のチャン・トウ・ハー准教授・博士は、ベトナムにおける希少な植物、貴重な薬用植物の研究、保存、繁殖に夢中になっている女性科学者です。これまでに、彼女は、経済的高い価値をもたらす貴重な薬用植物の40種類もの研究、繁殖、栽培を成功させました。これらの貢献で、ハー准教授・博士は、2019年にベトナム女性連合会から賞状を授与されました。
ハー准教授・博士は、2008年に、オーストラリア国立大学で修士号を取得して、帰国した後、林業研究所を設立しました。彼女は「生産性の高い貴重な薬用植物を栽培したい」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「この山間部には多くの希少価値の薬用植物が生息しています。そこで、我々は、それらの希少な薬用植物の保存、発展、繁殖を行う必要があります。その考えで、この10年余りにわたり、私たちは、貴重な薬用植物の繁殖を研究しています。」
これまでに、ハー准教授・博士の林業研究所は、タイグエン省において初となる科学企業である農・林業・環境株式会社の設立を補助すると同時に北部ハザン省と中部クアンナム省に2箇所の支店を設置しています。ハー准教授・博士は次のように明らかにしました。
(テープ)
「現在、私たちは、国内30省に薬用植物のタネと各種バイオ医薬品を供給しています。私たちの夢は、これらの医薬品は国内で消費されるだけでなく、外国にも出荷されるということです。」
ハー准教授・博士の貢献と成績について、農林大学学長のチャン・バン・ディエン準教授・博士は次のように評価しています。
(テープ)
「ハー准教授・博士は、科学者であり、教師でもありますが、ベトナムの林業部門の発展のために、創意工夫を凝らして研究してきました。ハー准教授・博士が研究してきた薬用植物のタネ、バイオ医薬品の生産工程などは、高い実用性を持ち、北部山間部で効果的に導入されています。」
20年間に渡って、ベトナムの林業に大きく貢献してきたハー准教授・博士は、2019年に女性科学者を対象にしたコバレスカイヤ賞を授与されました。